デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藪六右衛門」の解説 藪六右衛門 やぶ-ろくえもん 1790-1872 江戸時代後期の陶工。寛政2年生まれ。九谷焼若杉窯の本多貞吉にまなび,文政2年郷里の加賀小野村(石川県小松市)に小野窯をひらく。隣村の鍋谷に陶土を発見し,九谷庄三(しょうざ)らの陶画工をあつめて赤絵細描の優品を製作した。のち白磁素地を製造。明治5年死去。83歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例