藪田神社(読み)やぶたじんじや

日本歴史地名大系 「藪田神社」の解説

藪田神社
やぶたじんじや

[現在地名]園部町南大谷

南大谷みなみおおたにの北東部、集落の東に鎮座する。祭神猿田彦命。旧村社。「延喜式」神名帳に載せる船井郡志多非シタヒ神社」に比定する説(式内神社考証)がある。社伝によると、かつて鎮座地を志多樋したひとよび、志多樋神社と称していたという。南桑田郡(現亀岡市)北桑田郡・船井郡の三郡にまたがり三九ヵ村の総氏神で、氏子一千七二〇余戸だったともいう。また寛治六年(一〇九二)全焼したが、嘉保二年(一〇九五)には再建されたとも伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む