藺田町(読み)いいだまち

日本歴史地名大系 「藺田町」の解説

藺田町
いいだまち

[現在地名]金沢市長土塀ながどへ二―三丁目・元菊町もとぎくちよう

南は高儀こうぎ町・大豆田まめだ町から続き、北西へ延びてつた町の西に接して石川郡南広岡みなみひろおか村に至る。縦横数条の通りからなり、東は三社徳寺前さんじやみんとくじまえへも続く両側町。「飯田町」と記す例がある(享保一九年武士町細見図)町名は当地でもと藺草を作っていたことにちなむとされる。すでに慶長期(一五九六―一六一五)以前に畳表用の藺草は小松で作られるようになり、城下の当地での作付は廃止されたといわれる(金沢市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む