藻壁門(読み)ソウヘキモン

デジタル大辞泉 「藻壁門」の意味・読み・例文・類語

そうへき‐もん〔サウヘキ‐〕【藻壁門】

平安京大内裏外郭十二門の一。宮殿の西面中央にある。佐伯門さえきもん西中御門にしのなかみかど

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藻壁門」の意味・読み・例文・類語

そうへき‐もんサウヘキ‥【藻壁門】

  1. 平安京における宮城十二門一つ。大内裏の西面三門の中央にあり、西中御門大路にむかって開く。はじめ佐伯門(さえきもん)と称した。西中御門。
    1. [初出の実例]「藻壁門自然頽落。時人以為恠異也」(出典日本文徳天皇実録‐天安元年(857)八月己卯)
    2. 「藻壁門より行幸なし奉れば」(出典:平治物語(1220頃か)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android