藻浦(読み)もうら

日本歴史地名大系 「藻浦」の解説

藻浦
もうら

[現在地名]両津市鷲崎 藻浦

鷲崎わしざきの北の弾野はじきの段丘外海に面してある集落。西の二ッ亀ふたつがめ島と東の弾崎の中間に位置する。元禄七年(一六九四)検地帳(鷲崎区有)では鷲崎村のうちで、大三田平・雀亀に下々畑八反余がある。天明六年(一七八六)の新田検地帳(同区有)では、弾野一一町九反余・菖蒲平しようぶだいら三町五反余・三田平六町一反余が高入れとなる。文化年間(一八〇四―一八)上矢馳かみやばせ(現佐和田町)土屋深斉と五十里いかり(現同上)小泉道益が弾野に牧牛・開墾を始めたが失敗したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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