日本歴史地名大系 「蘆屋村」の解説
蘆屋村
あしやむら
東は岩木川対岸に
村の草創は延宝年間(一六七三―八一)という(西津軽郡史)。享保一二年(一七二七)広須組に属し、川通三二ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文元年(一七三六)の検地帳によれば、田畑屋敷合せて二〇町四反九畝一八歩、村高一四一・八六五石であった。うち田方は一九町一反八畝一九歩、一三七・二四九石とあり、上田から下々田まで設定され、下田が七町三反余、下々田五町六反余を占め、畑方は一町三反二九歩で四・六一六石、下畑と下々畑のみで、下畑が一町三畝二三歩、三・一一三石とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報