蘆溝橋(読み)ろこうきょう(その他表記)Lú gōu qiáo

改訂新版 世界大百科事典 「蘆溝橋」の意味・わかりやすい解説

蘆溝橋 (ろこうきょう)
Lú gōu qiáo

中国,北京市南西郊の蘆溝河(桑乾河)に架かる橋。金の中都に至る要道として1189年(大定29)に建設が始まり92年(明昌3)に完成した。以来,明・清時代にたび重なる修理を経ている。全長266.5m,11本のアーチからなる石橋で,両岸に各一対立つ華表(かひよう)や欄干(らんかん)の大小の獅子浮彫などの石彫がすぐれ,歴代の詩人たちによって〈卧虹千尺〉〈蒼竜北峙飛雲低〉とうたわれた。またマルコ・ポーロは〈カンバリク(元の大都すなわち北京)の美しい石橋〉とその著《東方見聞録》に記録している。蘆溝橋は月の名所としても有名で,清の乾隆帝は〈蘆溝暁月〉と題した碑を残している。
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