蘇我田口川堀(読み)そがのたぐちの かわほり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蘇我田口川堀」の解説

蘇我田口川堀 そがのたぐちの-かわほり

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族
大和高市(たけち)((たかいち))郡田口村(奈良県橿原(かしはら)市)に居住。大化(たいか)元年(645)吉備笠垂(きびかさの-しだる)により,古人大兄(ふるひとのおおえの)皇子の謀反計画にくわわっていると密告された。古人大兄は中大兄(なかのおおえの)皇子(天智(てんじ)天皇)の兵に殺され,共謀の朴市秦田来津(えちのはたの-たくつ)は中大兄に重用されたが,川堀の消息は不明。謀反計画の真相も不詳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android