虎口城跡(読み)こくじようあと

日本歴史地名大系 「虎口城跡」の解説

虎口城跡
こくじようあと

[現在地名]菊池市竜門

八方やほうヶ岳南麓にある中世城跡。上虎口かみこく集落の西側は「高城」とよばれ、山頂部(標高約六八〇メートル)平坦地がある。建武三年(一三三六)九月三日、小代重峯らは菊池に攻め入って「菊池寺尾野・盤闍久・虎口・穴河城」などを陥れた(同年九月一八日「小代重峯軍忠状」小代文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android