虚浮(読み)きょふ

精選版 日本国語大辞典 「虚浮」の意味・読み・例文・類語

きょ‐ふ【虚浮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 行動態度などがしっかりしないこと。実際効果のないこと。また、そのようなさま。
    1. [初出の実例]「借銀(〈注〉しゃくきん)に依頼することの虚浮(〈注〉シッカリセヌ)なるを論じて、英国の相臣を暁(さと)せり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    2. [その他の文献]〔陳高‐同諸友游宴豊山詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む