虞淵(読み)ぐえん

精選版 日本国語大辞典 「虞淵」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐えん【虞淵】

  1. 中国の伝説上の場所太陽の没するところとされる。
    1. [初出の実例]「東は扶桑(ふさう)に至り、西は虞淵に至り」(出典延喜式(927)祝詞)
    2. [その他の文献]〔淮南子‐天文訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「虞淵」の読み・字形・画数・意味

【虞淵】ぐえん

日の入るところ。〔淮南子、天文訓〕日は淵の(ほとり)に入り、谷の浦に(あ)く。

字通「虞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む