虫巣玉(読み)むしのすだま

精選版 日本国語大辞典 「虫巣玉」の意味・読み・例文・類語

むしのす‐だま【虫巣玉】

  1. 〘 名詞 〙 ( 虫食いのような細かい模様があるところから ) 練物の玉。中国から樺太を経て日本に伝来したという。緒締めなどに用いる。からふとだま。虫の巣。
    1. [初出の実例]「青玉 世俗一名虫の巣玉とも唱、海底に生ずと云」(出典:蝦夷国風俗記‐四・蝦夷拾遺(古事類苑・金石四))

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