蚊屋(読み)かや

精選版 日本国語大辞典 「蚊屋」の意味・読み・例文・類語

か‐や【蚊屋・蚊帳】

  1. 〘 名詞 〙 蚊を防ぐために、四隅をつって、寝床をおおう具。麻、絽(ろ)、もめんなどで作る。ふつうのもののほかに、母衣蚊屋(ほろがや)、枕蚊屋などがある。かちょう。《 季語・夏 》
    1. 蚊屋〈好色一代男〉
      蚊屋〈好色一代男〉
    2. [初出の実例]「品太の天皇、巡り行でましし時、此処に殿を造り、仍りて蚊屋を張りたまひき。故、加野と号(なづ)く」(出典:播磨風土記(715頃)餝磨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の蚊屋の言及

【蚊帳】より

…蚊を防ぐため寝室などにつる覆い帳。蚊屋とも書く。現在では蚊帳と書いて〈かや〉と読んでいるが,本来は〈ぶんちょう〉と読む漢語である。…

※「蚊屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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