蛋白同化ホルモン(読み)たんぱくどうかホルモン(その他表記)anabolic steroids

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蛋白同化ホルモン」の意味・わかりやすい解説

蛋白同化ホルモン
たんぱくどうかホルモン
anabolic steroids

アナボリックステロイドともいう。合成ステロイドの一つで,蛋白質同化 (吸収) をよくする働きをもつ。男性ホルモンには男性化作用のほかに蛋白同化作用があるが,この両作用を分離して,男性化作用を弱め,同化作用を強めたもの。その製品は筋肉をふやす効果があり,脂肪水分はふやさない。早産児の発育促進,栄養障害の改善,創傷の治癒促進などに用いられる。 IOC医事委員会が発表したドーピング指定薬物のなかに,アナボリックステロイド系薬物として,スタノゾロールなど 16品目が含まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む