蛎船(読み)かきぶね

精選版 日本国語大辞典 「蛎船」の意味・読み・例文・類語

かき‐ぶね【牡蠣船・蠣船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 江戸時代、晩秋から冬にかけて広島産の牡蠣を積んで大坂に来て河岸につなぎ、牡蠣飯、牡蠣料理を専門に営業した官許の船。後、瀬戸内海周辺諸都市の河岸にも普及した。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「藻に埋もるる牡蠣船の、苫の隙間の燈火(ともしび)の」(出典:浄瑠璃・心中重井筒(1707)血汐朧染)
  3. ② 牡蠣を採取する船。

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