蜘蛛海星(読み)クモヒトデ

デジタル大辞泉 「蜘蛛海星」の意味・読み・例文・類語

くも‐ひとで【蜘蛛海星】

クモヒトデ綱の棘皮きょくひ動物総称。すべて海産で潮間帯岩礁に多い。丸い体盤から5本の細い腕が伸び、腕は柔軟で切れやすいが再生する。腕が分岐しているテヅルモヅル、とげ状の突起のあるニホンクモヒトデなど。

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精選版 日本国語大辞典 「蜘蛛海星」の意味・読み・例文・類語

くも‐ひとで【蜘蛛海星】

  1. 〘 名詞 〙
  2. クモヒトデ科の棘皮(きょくひ)動物。径約二センチメートルの盤より五本の細長い腕が突き出る。盤中央腹面に口が、背面肛門がある。腕は暗褐色の地に黒褐色しまがあり、ヘビの尾に似ている。はい歩く様子はクモを思わせる。日本沿岸の潮間帯に生息する。〔生物学語彙(1884)〕
  3. クモヒトデ綱節腕目に属する種類の総称。世界中の沿岸浅所から超深海域まで広く分布している。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蜘蛛海星」の解説

蜘蛛海星 (クモヒトデ)

動物。クモヒトデ綱の海産動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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