蜜教(読み)ミツオシエ

デジタル大辞泉 「蜜教」の意味・読み・例文・類語

みつ‐おしえ〔‐をしへ〕【蜜教】

キツツキ目ミツオシエ科の鳥の総称アフリカ南アジアに分布し、全長10~20センチで羽色は地味。ノドグロミツオシエは、ラーテルミツアナグマ)や人間に鳴きかけてミツバチの巣に案内し、巣が壊されるのを待って幼虫蜜蝋みつろうを食べる。他のキツツキ類に托卵たくらんする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蜜教」の意味・読み・例文・類語

みつ‐おしえ‥をしへ【蜜教】

  1. 〘 名詞 〙 キツツキ目ミツオシエ科の鳥の総称。アフリカ・南アジアに分布し、全長一〇~二〇センチメートルで羽色は地味。ノドグロミツオシエは、ミツアナグマ(ラーテル)や人間に鳴きかけてミツバチの巣に案内し、巣が壊されるのを待って幼虫や蜜蝋を食べる。他のキツツキ類に托卵する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蜜教」の解説

蜜教 (ミツオシエ)

動物。ミツオシエ科に属する鳥の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android