普及版 字通 「蜻」の読み・字形・画数・意味
蜻
14画
[字訓] こおろぎ・とんぼ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(青)(せい)。〔説文〕十三上に「蜻(せいれつ)なり」とあり、こおろぎをいう。〔方言、十一〕に「蜻、楚にては之れを蟋蟀(しっしゅつ)と謂ふ」とみえる。蜻蛉はとんぼ。また〔方言、十一〕に「の~る、之れを蜻蜻と謂ふ」とあり、むぎわらぜみをいう。
[訓義]
1. こおろぎ、やまとすず。
2. 蜻蛉は、とんぼ。
3. 蜻蜻は、むぎわらぜみ。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕蜻 カゲロフ・コホロギ・セミ
[熟語]
蜻蜻▶・蜻▶・蜻▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報