反応縁(読み)はんのうえん(その他表記)reaction rim, reaction border, radiate aureola

最新 地学事典 「反応縁」の解説

はんのうえん
反応縁

reaction rim

初生的または二次的結晶作用で,ある鉱物周縁に生じた他の鉱物の帯状集合体。かんらん石または輝石と斜長石の接触部やざくろ石の周縁によく発達前者では角閃石の繊維状結晶が多くは放射状に集まり,後者ではオージャイト・角閃石の放射状集合で,スピネルをしばしば伴う。また苦鉄質マグマに取り込まれた石英にみられる融食縁も反応縁の一種。T.G.Bonney(1880)は初生的なものをコロナと呼び,二次的なマグマの作用や変成再結晶作用によるものをケリファイト縁と呼んで区別したが,ケリファイト縁をざくろ石の周縁に発達するものにのみ使用する場合が多いし,またそのほうがよい。しかし両者を同義に使うこともある。

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岩石学辞典 「反応縁」の解説

反応縁

一つの鉱物粒を取り巻いて別の他の鉱物が周縁帯を形成することで,周囲のマグマとの反応または他の鉱物との接触反応によるものである.ケリファイトやコロナを含んでいる[Holland : 1896].最初にトーネボンがradiate aureolaとよび[Toernebohm : 1877],後にアダムスがreaction rimと命名した[Adams : 1893].マグマの活動後の残液による変質作用あるいは捕獲結晶とマグマの反応などによって反応縁が形成される.後退変成作用過程でも形成される.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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