螽斯(読み)シュウシ

精選版 日本国語大辞典 「螽斯」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐し【螽斯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昆虫きりぎりす(螽蟖)」の漢名。〔薬品手引草(1778)〕
  3. 昆虫「いなご(稲子)」の異名。また、イナゴは群集し、数多く産卵するところから、子孫が繁栄することをいうのに用いる。
    1. [初出の実例]「已応螽斯微何須顧太玄」(出典懐風藻(751)賀五八年宴〈伊支古麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐周南・螽斯〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「螽斯」の解説

螽斯 (キリギリス)

学名Gampsocleis buergeri
動物。キリギリス科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む