蟹味噌(読み)カニミソ

デジタル大辞泉 「蟹味噌」の意味・読み・例文・類語

かに‐みそ【×蟹味×噌】

カニ内臓やくず肉を味噌などで練り合わせたなめ味噌
カニの内臓。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蟹味噌」の意味・読み・例文・類語

かに‐みそ【蟹味噌】

〘名〙
① 蟹の肉を入れて作った、なめみそ。〔庭訓往来(1394‐1428頃)〕
② 蟹の甲ら内側臓物を俗にいう。かにの味噌。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「蟹味噌」の解説

かにみそ【蟹味噌】

かにの中腸腺(ちゅうちょうせん)という内臓。ゆでたかにの甲羅をはがしてそのまま食べるほか、すしだねにもする。また、加熱調味したものが、びん詰などで市販され、酒の肴(さかな)などにする。◇形状がみそに似ることから。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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