蟹江太郎介(読み)かにえ たろうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蟹江太郎介」の解説

蟹江太郎介 かにえ-たろうすけ

1823-1866* 江戸時代後期の武士
文政6年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。御所守護のため京都へいき,各藩の尊攘(そんじょう)派とまじわる。帰藩後,執政但木(ただき)土佐政策に反対して油井順之輔らと前執政芝多民部の復帰をはかるが,計画が発覚して慶応元年12月11日処刑された。43歳。名は時幾。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android