蟻巻(読み)アリマキ

精選版 日本国語大辞典 「蟻巻」の意味・読み・例文・類語

あり‐まき【蟻巻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. アリがとりまくこと。アリがたくさんつくこと。
    1. [初出の実例]「Arimaqiga(アリマキガ) スル〈訳〉蟻が山をなして集まる」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. ( アリが群がりつくところから ) 昆虫あぶらむし(油虫)」の異名。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「蟻まきや花の木の毒普賢象〈道可〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む