蟻巻(読み)アリマキ

デジタル大辞泉 「蟻巻」の意味・読み・例文・類語

あり‐まき【×蟻巻/蚜虫】

アブラムシ1別名 夏》「妻に憎まれつつ―の淡きみどり楸邨

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精選版 日本国語大辞典 「蟻巻」の意味・読み・例文・類語

あり‐まき【蟻巻】

〘名〙
アリがとりまくこと。アリがたくさんつくこと。
日葡辞書(1603‐04)「Arimaqiga(アリマキガ) スル〈訳〉蟻が山をなして集まる」
② (アリが群がりつくところから) 昆虫あぶらむし(油虫)①」の異名。《季・夏》
※俳諧・玉海集(1656)一「蟻まきや花の木の毒普賢象〈道可〉」

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