精選版 日本国語大辞典 「蠢然」の意味・読み・例文・類語 しゅん‐ぜん【蠢然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 虫がうごめくさま。転じて卑小な物や人間がうごめき騒ぐさま。蠢爾(しゅんじ)。[初出の実例]「蓑袂蠢然唯恠哉、恰如三釣叟立二江隈一」(出典:羅山先生詩集(1662)五七・蓑蟲)「無為にして唯蠢然たり、四時平和にして、春日の遅々然たるが如し」(出典:倭蘭年表(1855)上)[その他の文献]〔陰符経‐下篇〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例