日本歴史地名大系 「蠣崎村」の解説
蠣崎村
かきざきむら
アンド山(六四五・七メートル)に発し、陸奥湾に南流する
雑書の寛文八年(一六六八)四月二九日条に「田名部浦之内川内、安渡、脇之沢、蠣崎、上方よりの商船拾五艘、此外松前船右所々へ船数拾八艘」とある。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」には高四三・六石余、うち畑二四・九石余とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報