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血管強化薬 けっかんきょうかやく

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世界大百科事典 第2版の解説

けっかんきょうかやく【血管強化薬】

毛細血管の透過性を抑制し,脆弱(ぜいじやく)性を改善することによって出血を防止する薬。ビタミンC(アスコルビン酸),アドレノクロム誘導体,フラボノイド製剤などがある。ビタミンCの欠乏が長期にわたると壊血病をおこし,症状の一つとして斑状出血や筋肉内出血などがみられる。ビタミンCは,血管の脆弱化を防ぐほか,創傷ややけどの治癒をも促進するといわれる。アドレノクロム誘導体は,アドレナリンが酸化されて生じる赤色物質アドレノクロムの誘導体で,血管収縮作用をもたないが止血作用を示すことが見いだされたことから,それの安定な誘導体としてカルバゾクロムがつくられた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の血管強化薬の言及

【止血薬】より

…多くの止血薬は,低下した血液凝固機能を補強するため,あるいは血管の抵抗性を強めるために全身投与が行われるが,表面出血を抑えるために局所に適用するものもある。作用機序のうえからは,血液凝固促進薬,繊維素溶解系阻害薬,血管強化薬などが含まれる。(1)血液凝固を促進する薬物 ビタミンKはナフトキノン誘導体で,天然にはK1(フィトナジオン)とK2が存在し,K3(メナジオン)は合成薬である。…

※「血管強化薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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