精選版 日本国語大辞典 「血途」の意味・読み・例文・類語 けつ‐ず‥ヅ【血途】 〘 名詞 〙 仏語。三途(さんず)の一つ。畜生の互いに食いあう所の意で、畜生道(ちくしょうどう)をいう。[初出の実例]「火途(くゎづ)血途(ケツヅ)刀途(とうづ)、合はせて三途の巷に立って窺ふに、本次郎横死は強(あなが)ち我がまねきしにもあらず」(出典:読本・近世怪談霜夜星(1808)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例