行実(読み)コウジツ

精選版 日本国語大辞典 「行実」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐じつギャウ‥【行実】

  1. 〘 名詞 〙 ある人が行なう、または行なってきた事柄。また、それを記した文。こうじつ。
    1. [初出の実例]「看大同禾上行実防之成伯作也」(出典蔗軒日録‐文明一六年(1484)四月二八日)
    2. [その他の文献]〔劉寛夫文‐汴州糾曹庁壁記〕

こう‐じつカウ‥【行実】

  1. 〘 名詞 〙ぎょうじつ(行実)
    1. [初出の実例]「渠等の行実(カウジツ)は今日学ぶべからずと雖も」(出典:緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む