行政能率(読み)ぎょうせいのうりつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「行政能率」の意味・わかりやすい解説

行政能率
ぎょうせいのうりつ

一般的には,一定の政策目的を実現するにあたって,最小の経費最大成果をもたらすよう指示した規範的理念をさすが,分析概念として用いる場合は,単に財政的経費や便益だけに限らず,いくつかの段階において設定された目的を達成するのに必要な諸資源と実際結果とを対比する概念として用いる。しかし,行政上の目的を一義的かつ操作的に確定することは容易でなく,行政能率の客観的測定には幾多の困難な問題が残されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む