癌(がん)の摘除術前に補助的に行われる化学療法(抗癌薬治療)や放射線療法。術前補助化学放射線療法ともいう。術前化学療法(ネオアジュバント療法)を単独で行う場合もあるが、放射線療法と組み合わせることにより治療効果はさらに高まるとされる。癌病変部をできる限り縮小させることにより手術で病変部を残さず摘除することが可能になり、術後の再発や転移の確率が低下する。また、手術では取り除けない微小な遠隔転移巣にも有効に働くと考えられており、さらに治療効果が高まることが期待される。この補助療法そのものが明らかな治療効果を示すこともあり、その場合には摘除せずに治療を続けて経過をみることもある。一方で、摘除術までに時間を要するため、補助療法に顕著な効果がみられない場合には転移が進む危険性もある。
[編集部]
各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...
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