精選版 日本国語大辞典 「衛門の督」の意味・読み・例文・類語 えもん【衛門】 の 督(かみ) ① 衛門府の長官。令制では正五位上相当の官。弘仁二年(八一一)左右衛門府となって、長官もおのおの一人置かれた。従四位下相当となる。中納言、参議で兼任することが多い。〔令義解(718)〕② 右衛門の督のこと。[初出の実例]「左衛門督〈実藤〉夜番に参り給ひて、〈略〉衛門督〈通成〉も参りたるよし」(出典:弁内侍日記(1278頃)寛元五年三月九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例