衡茅(読み)こうぼう

精選版 日本国語大辞典 「衡茅」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぼうカウバウ【衡茅】

  1. 〘 名詞 〙 かぶき門と茅ぶきの家。そまつな家。隠者の住む家。
    1. [初出の実例]「雨霽泥融花満梢、捲簾待燕一衡茅」(出典:再昌草‐享祿三年(1530)二月一六日)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐辛丑歳七月赴仮還江陵夜行塗口詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衡茅」の読み・字形・画数・意味

【衡茅】こうぼう(かうばう)

かぶき門と草舎。晋・陶潜辛丑の歳七月~夜、塗口に行く〕詩 眞を衡の下(もと)にひ 庶(ねが)はくは善を以て自ら名づけられんことを

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