衣笠鳩陵(読み)きぬがさ きゅうりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「衣笠鳩陵」の解説

衣笠鳩陵 きぬがさ-きゅうりょう

?-? 江戸時代中期の儒者
江戸の人。井上金峨(きんが)に折衷学をまなぶ。駒込(こまごめ)吉祥寺門前にすみ,金銭をとって四書五経や史書を講義した。いわゆる「売講」のはじまりという。名は延寿。字(あざな)は康伯。通称六蔵。著作に「鳩陵文艸(ぶんそう)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android