衣虱(読み)コロモジラミ

デジタル大辞泉 「衣虱」の意味・読み・例文・類語

ころも‐じらみ【衣×虱】

ヒトジラミ亜種。体は淡黄色または白色体長は約3.5ミリ。人の衣類に覆われた部分寄生発疹ほっしんチフス回帰熱などを媒介する。きものじらみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「衣虱」の意味・読み・例文・類語

ころも‐じらみ【衣虱】

〘名〙 ヒトジラミ科のシラミ。体長三・一~三・五ミリメートル。淡黄色または白色。ヒトの衣類でおおわれた部分に寄生する。吸血後、衣類に卵を産みつけて増える。発疹チフス、回帰熱などの伝染病の伝播者となる。アタマジラミは寄生場所がちがうが同じヒトジラミ科に属する。きものじらみ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android