表層雪崩(読み)ヒョウソウナダレ

デジタル大辞泉 「表層雪崩」の意味・読み・例文・類語

ひょうそう‐なだれ〔ヘウソウ‐〕【表層雪崩】

積雪上層部だけが崩れ落ちる雪崩。→全層雪崩
[類語]雪崩雪雪崩全層雪崩底雪崩

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共同通信ニュース用語解説 「表層雪崩」の解説

表層雪崩

古い積雪の上に降り積もった新雪の層が滑り落ちる現象気温が低く降雪が続く1~2月の厳冬期に多く発生する。大規模なものは数キロ先まで到達し、最高時速は200キロを超える。小規模なものは時速数十キロ程度で、スキーヤーが逃げ切れることもあるが、不意を突かれれば巻き込まれて死亡することもある。宇都宮地方気象台は26日午前、24時間以内に30センチ以上の降雪が見込まれ、表層雪崩の危険があるとして雪崩注意報を発令していた。

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精選版 日本国語大辞典 「表層雪崩」の意味・読み・例文・類語

ひょうそう‐なだれヘウソウ‥【表層雪崩】

  1. 〘 名詞 〙 積雪の上層部だけがくずれ落ちるなだれ。
    1. [初出の実例]「表層雪崩なんだけれど、それをラジオで大きく放送したものよ」(出典:雪国(1935‐47)〈川端康成〉)

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