袖括り(読み)ソデグクリ

関連語 名詞 つゆ

精選版 日本国語大辞典 「袖括り」の意味・読み・例文・類語

そで‐ぐくり【袖括】

  1. 〘 名詞 〙 狩衣直垂などの袖口を、緒で大針小針の順に差し縫いしたもの。初めは手を動かしやすいようにこの緒を締めて袖口をくくったが、のちには一種の装飾となった。その端に垂れた緒の余りの結びを露(つゆ)という。〔随筆貞丈雑記(1784頃)〕
    1. 袖括〈石山寺縁起絵〉
      袖括〈石山寺縁起絵〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む