袖裏(読み)ソデウラ

精選版 日本国語大辞典 「袖裏」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐りシウ‥【袖裏・袖裡】

  1. 〘 名詞 〙(そで)の中。
    1. [初出の実例]「つねに袖裏に蒲団をたづさへて、あるひは巖下にも坐禅す」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持下)
    2. [その他の文献]〔徐陵‐春情詩〕

そで‐うら【袖裏】

  1. 〘 名詞 〙 袖の裏地に用いる布。
    1. [初出の実例]「袖うらやあかぬさす日の正月紺〈山口謙也〉」(出典:俳諧・俳諧三部抄(1677)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む