普及版 字通 「袗」の読み・字形・画数・意味
袗
10画
(異体字)
12画
[字訓] ひとえ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(しん)。〔説文〕八上に「玄なり」とあり、黒い服。はその或る体の字。〔玉〕に「玄なり、なり、、單なり」と衿とりした服とし、またなどのある礼服をいう。また、襌と通じ、単衣をもいう。
[訓義]
1. くろい服、正装、はれ着。
2. へり、ぬいとりのある服。
3. ひとえ。
4. とも色でそろう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕袗・ トトノフ/陳 トトノホリ・ツヅキ 〔字鏡〕袗 コロモ・ミドリ・ヒトヘ・ミドリノコロモ
[熟語]
袗衣▶・袗▶・袗玄▶
[下接語]
被袗
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報