被爆体験者訴訟

共同通信ニュース用語解説 「被爆体験者訴訟」の解説

被爆体験者訴訟

長崎への原爆投下時にいた場所が被爆者援護法による援護の区域外とされ、被爆者に認定されなかった「被爆体験者」が、長崎市などに被爆者健康手帳交付などを求めた集団訴訟。2007年に初めて提訴され、19年までに最高裁で第1、2陣の敗訴が確定した。原告の一部が18年に再提訴し、現在の原告は44人。援護区域外でも原爆由来の残留放射線が検出されたことを示す米マンハッタン調査団のデータなどを基に「健康影響は否定できない」と主張している。

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