裂き織(読み)さきおり

精選版 日本国語大辞典 「裂き織」の意味・読み・例文・類語

さき‐おり【裂織・割織】

  1. 〘 名詞 〙 古い布地を細長く裂いたものを緯(よこいと)として、山苧(やまそ)の渋染めを経(たていと)にして織った織物。農夫、山男などが着用した。さっくり。さっこり。つづれ。びろ織。
    1. [初出の実例]「身には藤葛の割織(サキヲリ)とて、簟(たかむしろ)に似て衣裏(ゑり)もなく、けふの細布にもあらず、胸あはで裾みじかきに」(出典:咄本・狂歌咄(1672)五)

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