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細布 さいふ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

細布
さいふ

綿織物の一種で,経糸,緯糸いずれも 20~26番手の糸を使った平織の布。風合いは粗布金巾との中間程度とされる。綿織物の低級品で,寝具,ふろしきなどや日おおい,袋物などに使われる。

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デジタル大辞泉の解説

さい‐ふ【細布】

綿織物の一種。縦横ともに細い糸で細かく平織りにしたもの。シーツ・家具カバーなどに使う。
奈良・平安時代、細い麻糸などで織った上質の布。

ほそ‐ぬの【細布】

幅の狭い布。奥州の特産であった。
「一生の願ひに―の赤ふんどし一筋ほしや」〈浮・織留・六〉
細布衣(ごろも)」の略。
「十七八は棹(さを)に干いた―」〈虎寛狂・節分

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大辞林 第三版の解説

さいふ【細布】

経緯たてよこともに細い単糸で平織りにした綿織物。足袋・シーツなどに用いる。
上代から中世にかけて、細い糸で織った上質の麻織物。

ほそぬの【細布】

細い糸で織った布。上布。
幅の狭い布。
「細布衣」の略。

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世界大百科事典内の細布の言及

【着物】より

…農民は特殊なものでないかぎり紬以上を禁じられた。武家の下僕は豆腐をこす袋や暖簾(のれん)に使う細布(さいみ)(糸の太い粗布)を紺に染めて着,民間の下僕は生平(きびら)(さらさない麻布)を着た。一般の民衆は麻または木綿を常用した。…

※「細布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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