裏一巡(読み)うらいちじゅん

精選版 日本国語大辞典 「裏一巡」の意味・読み・例文・類語

うら‐いちじゅん【裏一巡】

〘名〙 俳諧連歌で、連句名残の折となって、座中各自が各一句ずつ付けること。
※俳諧・天満千句(1676)七「また残るうら一順に今朝の雲〈利方雨気に成てけふる線香〈西鬼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android