精選版 日本国語大辞典 「裏向」の意味・読み・例文・類語
うら‐むき【裏向】
〘名〙
① =うしろむき(後向)
※歌舞伎・金幣猿島都(1829)三立「この鹿起きあがって芝蔵を裏向きにて咽喉(のど)を締める」
※新板心よいもの心わるいもの見立相撲(1830‐44頃)心よいかた「うらむきのよく通じたの」
うら‐むかい ‥むかひ【裏向】
〘名〙
② ある家の裏手に面していること。また、ある家の裏手に面して建っている家。
※応仁別記(15C末か)「此うらむかい相国寺仏殿焼跡真中より」
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