裏曲(読み)ウラガネ

デジタル大辞泉 「裏曲」の意味・読み・例文・類語

うら‐がね【裏曲/裏×矩】

曲尺かねじゃくの裏にある目盛り。表の曲尺で1尺(約30.3センチ)の辺をもつ正方形対角線の長さを1尺としたもの。裏曲の1尺は、曲尺の倍、すなわち約1尺4寸1分余(約42.9センチ)。裏尺裏目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「裏曲」の意味・読み・例文・類語

うら‐がね【裏曲・裏矩】

  1. 〘 名詞 〙 曲尺(かねじゃく)裏側に目盛りをした尺度。その一尺は、表の曲尺一尺を一辺とする正方形の対角線の長さ、すなわち表の一尺の√2倍。裏尺。裏目。裏の目。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android