補す(読み)フス

デジタル大辞泉 「補す」の意味・読み・例文・類語

ふ・す【補す】

[動サ変]官職に任命する。ほす。
加賀目代に―・せらる」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「補す」の意味・読み・例文・類語

ふ‐・す【補】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 官職に任命する。任ずる。ほす。
    1. [初出の実例]「凡飛騨、陸奥、出羽及太宰府所管諸国人、皆不帳内職分位分資人」(出典延喜式(927)一八)
    2. 「加賀の目代に補(フ)せられ」(出典:高野本平家(13C前)一)

ほ‐・す【補】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙ほする(補)

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