補色フィルター(読み)ホショクフィルター

デジタル大辞泉 「補色フィルター」の意味・読み・例文・類語

ほしょく‐フィルター【補色フィルター】

complementary color filterデジタルカメラデジタルビデオカメラなどのイメージセンサーに装着される、青緑色(シアン)・赤紫マゼンタ)・黄色(イエロー)・緑(グリーン)のフィルターセンサー素子そのものは色を判別できないため、色の三原色に緑を加えた4色のフィルターを用いて光の信号強弱を捉え、それを元に色のデータとして再現する。一般的に原色フィルターに比べて感度が高いが、色の再現性に劣るとされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 三原色

ASCII.jpデジタル用語辞典 「補色フィルター」の解説

補色フィルター

RGB補色であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)にG(グリーン)を加えた4画素で構成されるCCD用のカラーフィルター。本来、CCDは光の強弱を電圧に変換するものなので、カラーフィルターで色を分ける必要がある。補色フィルターは感度が高く解像度も高い。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

カメラマン写真用語辞典 「補色フィルター」の解説

補色フィルター

 フォトセンサーに色フィルター(色分解フィルター)を被せる際、R/G/Bの3色を使用する 原色フィルター 方式に対し、Y/M/Cの3色のものを補色フィルター方式と呼んでいる。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android