裾回(読み)すそまわり

精選版 日本国語大辞典 「裾回」の意味・読み・例文・類語

すそ‐まわり ‥まはり【裾回】

〘名〙
浮世草子日本永代蔵(1688)一「信長時代の仕立着物袖下せはしく裾まはり短く」
衣服蚊帳(かや)などの裾のぐるり。また、その長さ。
硝酸銀(1966)〈藤枝静男〉二「裾まわりに木綿の布が縫いつけられた、その紙張の内に」
山裾のあたり。また、島のまわり。
※清経入水(1969)〈秦恒平〉三「畳二つに満たない裾まわりを岩石にかためられ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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