裾金物(読み)スソガナモノ

デジタル大辞泉 「裾金物」の意味・読み・例文・類語

すそ‐がなもの【裾金物】

かぶとしころよろいの袖・草摺くさずり菱縫ひしぬいの板に飾りとして打った金物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裾金物」の意味・読み・例文・類語

すそ‐かなもの【裾金物】

  1. 〘 名詞 〙 甲冑(かっちゅう)の威(おどし)である、菱縫(ひしぬい)と呼ぶ裾板の飾りとした金物。
    1. [初出の実例]「逆面高の鎧、てうの丸のすそ金物(カナモノ)しげううったるが」(出典保元物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android