褄取威(読み)ツマドリオドシ

デジタル大辞泉 「褄取威」の意味・読み・例文・類語

つまどり‐おどし〔‐をどし〕【×褄取威】

よろいの一。袖や草摺くさずりの端を斜めに、地色とは別の色で威したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「褄取威」の意味・読み・例文・類語

つまどり‐おどし‥をどし【褄取威】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)の威の一種左右の袖は前方を裾すぼみに、草摺(くさずり)うち脇盾(わいだて)右方に、他はそれぞれ左方に裾開きに、地色とは別の色で威し分けたもの。その地色によって、紫褄取・卯の花褄取などという。つまどり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android