褐夫(読み)かっぷ

精選版 日本国語大辞典 「褐夫」の意味・読み・例文・類語

かっ‐ぷ【褐夫】

〘名〙 粗布(あらぬの)を着ている身分の卑しい者。
※藤樹文集(1648頃)五「臨大難而不懼、視三軍褐夫」 〔孟子‐公孫丑・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「褐夫」の読み・字形・画数・意味

【褐夫】かつぷ

あらいそまつな衣服の、身分のいやしい者。金・楊雲翼〔応制、白〕詩 天の如く、物、を效(いた)す 夫新たに賜ふ、衣裳

字通「褐」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android